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ワッペンの再現方法いろいろ

制服系の衣装でよく使われるワッペンですが、本格的な刺繍で再現した場合下記のブログでもご紹介したように一枚だけを一からオーダーメイドで製作しますと1万円くらいはかかってしまいます。
「刺繍、ワッペン等各種加工も承っております。」

そこで今回は、ワッペンをなるべく安く用立てる方法をご紹介したいと思います。

①既製品のワッペンを使用する。

有名な作品ですと公式ワッペンが販売されていることがあります。
公式だけあって再現精度は申し分ない出来映えです。
そちらをご購入頂いた上で弊社までお送り頂けましたら、製作の際に衣装に取り付けをさせて頂きます。

また個人の方が、ご自身のワッペンを製作する際に多めに製作し、ブログなどで販売されていることもあります。
その場合はほとんどボランティアのような「原価+α」の価格で販売されている方も多く、うまくタイミングが合えば刺繍のワッペンを量産価格で入手することが可能です。
是非ともご依頼前に検索サイトなどで
「原作名+ワッペン」
と検索してみて、どなたかがすでに製作されていないかどうかをチェックしてみてください。

②カッティングプロッタ用アイロンプリントでの再現。

カッティングプロッタで簡易版ワッペンを製作した場合、一枚だけの製作でも刺繍ワッペンと比べて半額程度の費用で製作ができます。


もともとTシャツのプリント向けに開発されたアイロンプリントを使い、フエルトにプリントを施したものです。
シートをカッティングプロッタでカットするところまでは機械任せなのですが、要らない部分を取り除く作業は手作業となりますので、線の細さにはある程度の限度があります。
試してみた限りでは1㎜の幅はかなり厳しかったです。最低2ミリ程度の線の太さが必要になると思います。
注意点と致しましては、フエルト自体組織が密に繋がっておらず尖ったもので引っ掻くと繊維が抜けてしまいます。
そのためプリント箇所も針のような先の尖ったもので無理な力が加わった場合は剥がれる恐れがございます。

③図案をイラストレーター形式でご入稿頂く。

現在刺繍やプリントなどの加工はどこもコンピュータ化がされておりそのほとんどのところがアドビ社のイラストレーター形式での入稿となっております。
もちろん手描きイラストやGIF画像などからでも製作は可能ですが、その場合は業者側でイラストレーター形式への変換をほぼ手作業で行っております。
そこでかかる人件費を抑えるために、もしイラストレーター形式でワッペン画像を製作できる場合は、ご自身で変換を行って頂けますと費用を抑えることが可能です。
これはワッペン業者様へ発注をする場合も、弊社で上記のカッティングプロッタ用アイロンプリントで再現する場合も同じです。
下記サイトで体験版が無料で入手できますので、一度トライされてはいかがでしょうか。
http://www.adobe.com/jp/downloads.html

他にもこちらのブログでもご紹介させて頂きましたインクジェットプリンタを使用したアイロンプリントで再現する方法もございます。

ご予算に応じて最適な再現方法をご提案させて頂きますので、お気軽にご相談くださいませ。

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